AUDI QUATTRO SPORTS (S1)
'84 TOUR DE CORSE


'84Tour de Corse W.ロール/C.ジェスドーファー車です。
このイベントはクアトロスポーツのデビュー戦です。・・・が結果は即刻リタイヤでした。以前のクアトロから見れば、そのチョロQみたいになっちゃった姿はある意味滑稽でもあったかもしれません。でもこうして見ると魅力を感じてしまう・・・

以前に作ったS1を芯に製作。キャビン周りは利用できる、ついでにその他下回りが共有できる、という目論見のもと、S1でおかしかった箇所の改修も含めて挑みました。シャシーはタミヤクアトロを詰めて使ってます。。

REJIのキットも購入してますが、S1も含め、タミヤないしはレベルのモノを前後詰めてるだけでは、ピラーの角度がだいぶ違うので、結果的に印象が違います。・・・あのクアトロに関してはグリルあたりが途方もなく似てない・・・、おまけにわたしんほあ到着したらピラーが折れてた。
つうことで、もったいないというか残ってたので、アウディの四つ輪マークやシフトレバーのステーなんかのエッチングは利用してやりました。

前回の製作は一昨年の200SXですから、1年もこればかりやってたことになります。その製作記はこちら(製作記)ですが、時間がかかった理由のひとつに、せっせと複製品を作って製作してたということがあります。

こんな原型でも苦労を分かち合いたい(笑)という方がおられるので、いつものごとく趣味の延長上の複製で、トランスキットみたいな感じにしておりました・・・が、おかげさまで今回に関しては、ScaleProduction(ドイツ)よりトランスキットとしてリリースしてもらえることになりました。
詳しくはDiary上に書きますが、私のパーツ類に、タイヤその他の部品をセットし、デカール、エッチングなどがセットされる予定です。おそらく夏前にはりリースされる予定です。

で、娘の寝てる間にとった上の画像ですが、どうもうまく撮れてない(ピントが合ってないような・・・)気がするのですが、カメラに詳しくない私は、なんでおかしいのかわからない。・・・ってよく見たらフロントフェンダーHBマークはがれてんじゃん!修復して写真撮り直しだ!



後からの図。

リアの車高は展示会時よりも上げてます。ちょっとケツが浮いた感じになっちゃったかも。
リアバンパーのあった部分・・・この車にはバンパーが「ない」のですが、その内側が見えてる部分、はもう少し後ろにしないといけないです。フックを取り付けるときに気づきました。トランスキットには修正をしようかと思います。

マッドフラップはいつもの東急ハンズ塩ビ。もっと透明度の高いといいのですが、これで我慢です。

ドアノブはタミヤボディから切り取ったのを加工。ミラー面はいつものごとく、くりぬき、ミラーを突っ込み。

アウディの赤グレー黒の帯のうち、黒は実際は「黒」じゃなくて濃い茶色みたいですね。デカールでその辺が直せるといいと考えてます。


前後からの図。
フロントのアウディの四つ輪はちょっと大きいです。トランスキットではその辺を修正予定です。
フロントウィンドウ上部には透過するグリーンの帯があって、シェードが透けて見えます。フロントバンパーのエアインテーク部にはハセガワのエッチングを貼ったのですが、白く塗った色が目立ちすぎてます。白っぽくなりすぎるので、エナメルの黒をベタベタ塗ってるのですが、ちょっと汚いですね。
リアスポイラーは厚みを増やしてますが幅はキットのままです。ラジエターは幅詰めしてます。
結果的にタミヤキットよりは、だいぶ細くなって(オーバーフェンダー分はもちろん広がってますが)るのですが、あのキットはなんか妙に平べったいというか、横幅が広くデフォルメされているようなので、これでちょうど良いんだと思います。


横からの図。
ホイールがですね、いまだに判明してない。多分84は15インチ、85が16インチなんじゃないかと思う。そうなると今回は16インチ相当のホイールだから、ちょっとデカイんだけど、まあいいや。
ゼッケンが曲がっているように見えるけど、実際にそう貼ってあるので再現してみた。


これ太陽光で撮ったのだけど、やっぱり雰囲気違うよね。より実車っぽい。

Audiの茶色い楕円ロゴはもともと前後でモノが違う。たしかフロントがルネので、ルーフが27の。茶色なんですが、ルネのが明るいので、下地に同寸の黒デカールを作って貼って、明るさを落としてます。この色は自作デカールじゃ網掛けになってしまうのですが、デカールならバッチリでしょう。




Audi HB3兄弟。
S1(E2)もいつか作り直さないといけないなぁ。

今回の作製にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。


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