FORD FOCUS WRC'05
'05 Monte-Carlo


'05Monte-Carlo T.ガルデマイスター/J.ホンカネン車です。
その前の年まで撤退か継続かで揺れていたフォードでしたが、活動の決定がなされ、この年最初のイベントは上位陣のトラブルにも助けられ2位でフィニッシュ。このタイプのフォーカスの全盛期は03〜04年ぐらいで、この年は事実上開発が止まっていてような感じでしたが、このカラーリングが好きなこともあって、末期モデルを作ってみました。

使用キットはハセガワ・・・のはずだったんですが、例によって全体的なスタイルが気になってしまい(特にボンネットのあたりね)、結局タミヤベースにハセガワのパーツを取り付けた格好になってしまいました。デカールで貼るには難しそうなカラーリングは塗装にして、他はルネッサンス製デカールを活用してます。キットとはホイールアーチ〜フェンダー形状などが全然違いますから、それなりにいじくってます。くわしくは製作記をご覧いただくとわかります。


後からの図。
派手なエアロパーツが追加されたりして、俄然迫力が増したロリオーFocus。それまでのFocusとまるで別の車のような印象すら受けます。
ホイールはタミヤGCインプレッサのスポーク部とキットの4穴中心部をつなぎ合わせてます。


前後からの図。
フロントフェンダーの形状が全然違うので、それなりの造形にしてます。メーカーが違うから、同じクルマの模型でバンパーを合わせるって言ったって、幅も違えば長さも違うから結構大変です。
他の車と比べて低いシート位置とか再現してみました。



横からの図。
ホイールベースが2mmほど延長されてるんですが、違和感ないですよね。でも前後オーバーハングが短くなってしまってるみたい。
特に後はタミヤデフォルメ?でもともと短い。
フェンダーのタイヤアーチに沿った膨らみは、ハセガワのキットではなぜか低いので、違和感を感じる点でありました。アーチの頂点部がそれまでのフォーカスに比べてずっと上にあり、それが車高が低く、迫力あるように見えるようになるひとつのポイントであるようにも思います。



今回もボンネットが開いちゃうのだ。
最近のラリーカーはボンネット内が整然としていて作りやすいかも。
ただカーボンパーツ多用で、デカールで再現しようとすると貼るのがメンドい。



中身はこうなってる。
今回もベースとなる部品はないので、あり合わせと自作。ターボ系の配管は結構わかりづらい。・・・ので結構テキトー。
よく見るとバンパーのアーチがあってない箇所があったりする。バンパーの取り付け角度、位置などによって、クルマの印象が微妙に変わるので、そちらを優先した結果、隙間が空いちゃった。



最近のラリーカーはアンテナが多い・・・。
GPSアンテナのパーティングをモールドだと思って消さなかったのは秘密だ。
リアスポイラーとウィンドウの間に隙間が開いてるのももちろん秘密だ。




結構なネガキャンでさらに鬼キャスターになってるので、ステアさせるとタイヤがのはじがより浮いてしまう・・・


なんちゃって・・・。でも結構雰囲気出てない?



こっち向きもイイ。

今回の作製にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。


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