PEUGEOT205T16 EVOLUTION 2
'86 Tour de Corse


'86 Tour de Corse B.サビー/J.F.フォーシル車です。5ターボDiac、メトロと同じく、H.トイボネンが事故死したあのイベント仕様です。
ご存知のように、ぶっちぎりだったトイボネンのデルタS4がクラッシュし、ランチアが撤退した後、2番手で走行していたこの車が優勝しております。しかしながら表彰式で手渡されたシャンパンは、栓を抜かれることはなく、またこのイベントの終了とともにグループBも廃止が決定されるのでした。

'85TdCでデビューしたEv.2ですが、1年たってだいぶ取ってつけた感がなくなって(んなこと思うのは私だけかも)きました。サンレモで問題となるサイドスカートがあるからでしょうか。

 ベースにしたキットはタミヤのEv.1、エンジン部はタミヤ405T16を流用。デカールは某S27のパリダカCamel、自作その他。詳しくは製作記をご覧下さい。トランスキットを使用しようとも思いましたが、形状が私の感覚と合わないようでしたので、自作が多くなってます。ホイールも独特のフィンタイプとスポークタイプを使用しているようです。今回は無謀にもフィンタイプホイールも自作してみました。



後からの図。
リアスポがちょっと小さかったかも。リアカウル内は結構詰まっているので、カウルが閉まりきらなくなってしまい、ディフューザーとの間が開いてしまっております。TdCではマッドフラップは装着されておらず、タイヤの後がスカスカですね。そこに光って見える棒はスタビライザーとサスアームをつなぐロッドです。



前後からの図。
フロントサイドのスポイラーは完成直前に一回取れてしまってあせりましたが、何とか再接着。しかし位置がちと歪んじまいました。



横からの図。
結構胴が太く見えますね。というより、太いです。サイドスカートのせいですかね。実車はアンダーカウルとボディパネルとの隙間を水色のテープで塞いであるようです。これは水色のデカールを貼って、それっぽく(あくまで私的に)してみました。あ、今気がつきました、鍵穴をつけるの忘れてます、っていうか実車は鍵穴ないじゃん、良く見たら・・・



エンジン部。
上にも書きましたようにエンジンのベースはタミヤプジョー405です。エンジン本体、ギアボックス、インタークーラー〜サージタンク等は流用ですきますが、それだけでは目立つ部分すべてはそろいません。色々パーツを寄せ集め、自作しました。
ホイールハウスがなんかあんまりそれっぽく見えないっすね。幅も狭いし。



リアカウルを開けた状態。実車はリアカウル横から入るエアダクトと下のオイルクーラー等の間に発泡ウレタンかなんかがついてます。



Ev.1 ’84TdCとの2ショット。Ev.2がずいぶん車高が低くなっちゃってますね。でもカッコええっすね。

エンジン周りの違いがわかるショット。Ev.1はEv.2を作るためにとりあえず作った、てな感じなのでエンジンルームのディティールが寂しいですね。



’86TdCの1シーンでこういうのがありますよね。・・・ってことは次回作はあれか?・・・


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